学生時代、長沢節先生の教室ではモデルを目の前にして、来る日も来る日もデッサンに
明け暮れていたものです。6年が経ち、いや7年か、恐ろしいことながらも「今、目の前
にデッサンしているのは徹頭徹尾長沢節先生のモデルであってぼくのじゃぁない。」
というあたりまえのことに気がつく日が来たのです。
今の私はスケッチブックを持って街のジャズクラブやロックバーに出掛けて行っては
デッサンするようになりました。きっかけは森永博志氏の一言でした。
現在も南青山のレッドシューズで毎月開かれているライブイベントに参加して、
ミュージシャンやヒップでイカした奴らをデッサンしているのです。

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